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アベノマスクいよいよ到着。メルカリに出品できない不要なマスクを有効活用する方法

安倍政権の「悪評3点セット」の一つとされ、国民一人に10万円を給付する施策の後押しにもなった「1世帯あたり2枚の布マスク配布」対策。経費総額466億円の税金が投入されるも、国民から「要らない」と突き返されている“アベノマスク”が、本日17日から順次ポストに投函される。

NEWSポストセブンが実施したアンケート調査で、75.9%もの人が「使わない」と回答しているアベノマスク。感染症対策の効果が疑わしいから、手作りした布マスクで十分だから、政府への抗議の意思表示から…と、「要らない」「使わない」理由は人それぞれだが、1枚あたりの購入費用260円とも言われる布マスクを捨ててしまうのはもったいない。

いまだ市場にマスクは品薄状態で、欲しくても手に入らない人もいる。医療従事者や介護施設、保育園等が、マスク不足で困っているという声も聞く。必要な人に譲りたいと考える人もいるだろう。

しかしフリマアプリやオークションサイトのメルカリやラクマ、ヤフオクは、アベノマスクの配布に先立ち、「厚生労働省より4月12日の週以降に順次配布される布マスクも禁止出品物に該当するため、決して出品されないよう、お願いいたします」などとメッセージを送っている。

果たして不要なアベノマスクを有効活用する手立てはないのだろうか…。

特定非営利活動法人ホームレス支援全国ネットワークは、ホームページ上で、「政府より布製マスクが全戸配布される、との発表がなされています。『使わないので』と寄贈のご連絡をいくつもいただきました。ありがたくお受けしたいと考えています。全国に会員団体さんがいらっしゃいます。集まったマスクは、集約し、希望する会員団体へお配りしたいと考えています」、「住所の無いホームレス状態の方々は、支援の手からこぼれてしまいます。ぼろぼろの使い捨てマスクをずっと使っている方もいます。マスクの寄贈は、『あなたのことを忘れていないよ』というメッセージでもあります。希望する方にお届けしたいと思いますので、よろしければお送りください」と、寄付を募っている。送付先はホームページ に記載がある。

Next: 布マスクに罪はない。要らないアベノマスク「開封せずに寄付して」



NPO法人もったいないジャパンもマスクの寄付を受け付けている。FINDERSによると、マスクについては個人支援をしているNPO団体や福祉施設などへ、そして最終的に希望する個人に寄贈される予定だという。

その他、保育園等でもマスク不足が深刻化している。安倍晋三首相の顎を覆えぬほど小さなマスクは、保育園児にとってはちょうどいいサイズ感かもしれない。一度近くの保育園に要不要を問い合わせてみてはいかがだろうか。

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※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

Source: NEWSポストセブン特定非営利活動法人ホームレス支援全国ネットワークFINDERS
Image by: 首相官邸Twitter

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