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東京金概況:下落、中小型株活況でリスクオフムードとはならず

TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5804円(前週末日中取引終値比↓13円)

・推移レンジ:5757円-5812円

20日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は下落した。前週末の米国市場では、トランプ米政権が経済活動の順次再開の指針を発表したことで主要3指数は大幅高。ただ、当該材料はすでに金曜日の間に織り込んでいたことに加えて、日経平均は先週の上昇ペースが急ピッチだったことや心理的な節目となる20000円を手前にしていたこともあり、本日は終日軟調推移となった。それでも下値を拡げるような展開とはならず、また、先週に引き続きマザーズ指数を中心とした中小型株への買い意欲は依然として旺盛だったため、全体的にリスクオフムードに包まれることはなく、結果として安全資産である金への需要は弱かった。その他、朝方よりもやや円安水準となったドル円レートも東京金先物の上値を抑えた。

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