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東京金概況:堅調、原油価格急落や北朝鮮情勢受けて金需要高まる

TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5833円(前日日中取引終値比↑29円)

・推移レンジ:5809円-5848円

21日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は堅調な展開となった。20日に米原油先物相場が史上初のマイナスになったことで、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞懸念が強まり、直前のナイトセッションで東京金先物は上昇していた。また、日中取引時間に入ってからは、「北朝鮮の金正恩委員長が重体になった」との報道が伝わったことで地政学リスクも意識され、安全資産である金への需要が強まる格好となった。こうした背景から、前日日中取引終値比では上昇となったが、ただ、ナイトセッションの終値比ではやや下落となった。

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