21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり45銘柄、値下がり175銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は続落。20日の米国市場でNYダウは3日ぶりに大幅反落し、592ドル安となった。中小企業への追加支援策を巡る与野党協議の難航に加え、原油先物価格が史上初めてマイナスとなったことがネガティブ視された。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで189円安からスタート。朝方の売りが一巡すると下げ渋る場面もあったが、北朝鮮の金正恩委員長が重体との報道やトランプ米大統領が移民入国を一時停止すると表明したことが伝わり、後場に入り一時19193.22円（前日比475.90円安）まで下落した。
大引けの日経平均は前日比388.34円安の19280.78円となった。東証1部の売買高は12億8009万株、売買代金は2兆1474億円だった。業種別では、サービス業、鉄鋼、金属製品が下落率上位だった。一方、水産・農林業、証券、陸運業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の72％、対して値上がり銘柄は25％となった。
値下がり寄与トップはファーストリテで1銘柄で日経平均を約67円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、東エレク、リクルートHD、TDK、信越化学などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは日揮HDで6.29％安、同2位は電通グループで5.92％安だった。
値上がり寄与トップは花王となった。同2位はKDDIとなり、アステラス薬、第一三共、明治HDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 19280.78(-388.34)
値上がり銘柄数 45(寄与度+23.55)
値下がり銘柄数 175(寄与度-411.89)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
花王 8860 100 +3.60
KDDI 3160 16 +3.46
アステラス薬 1774 18 +3.24
第一三共 7420 47 +1.69
明治HD 7830 180 +1.30
コムシスHD 2805 23 +0.83
武田 3678 22 +0.79
宝HD 774 22 +0.79
ニチレイ 2782 43 +0.77
味の素 1933.5 20 +0.72
京王 6190 90 +0.65
日清粉G 1662 14 +0.50
小田急 2413 26 +0.47
丸井G 1641 13 +0.47
大和ハウス 2641.5 12 +0.43
NTT 2538 28 +0.40
東武 3625 45 +0.32
ミツコシイセタン 624 9 +0.32
大成建 3130 40 +0.29
Jフロント 801 16 +0.29
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 47880 -1860 -67.00
ソフトバンクG 4593 -197 -42.58
東エレク 22495 -750 -27.02
リクルートHD 2788 -136 -14.70
TDK 8440 -390 -14.05
信越化 11465 -375 -13.51
オリンパス 1619 -78 -11.24
エムスリー 3900 -105 -9.08
ファミマ 1790 -58 -8.36
ヤマハ 4035 -225 -8.11
京セラ 5800 -108 -7.78
中外薬 13045 -215 -7.74
エーザイ 7706 -210 -7.56
アドバンテ 4925 -105 -7.56
ダイキン 13095 -195 -7.02
ファナック 14625 -195 -7.02
NTTデータ 1035 -36 -6.48
テルモ 3524 -44 -6.34
富士フイルム 5187 -175 -6.30
ソニー 6722 -156 -5.62