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東京金概況:軟調、株式相場の下げ渋りで上値は重く

TOCOM金 21年2月限・日中取引終値:5810円(前日日中取引終値比↓23円)

・推移レンジ:5786円-5841円

22日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は下落した。21日のニューヨーク原油先物相場において6月物が急落し、一時1バレル=6ドル台と前日終値から60%を超える下げを見せる場面があった。こうした原油価格の急落を背景に前日の米国市場では相対的に堅調だったハイテク株も含めて株価指数が大きく下げていたことから、市場のリスクセンチメントも大きく悪化していた。ただ、こうした背景がありながらも、今年に入ってからの高値圏にある金の上値は重く、また、朝方下げがきつかった株式相場がその後下げ渋りをみせると、軟調な展開を強いられる格好となった。

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