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マザーズ指数は3日ぶりに大幅反発、中小型株物色の流れ再燃、値上がり率トップはピアズ

 本日のマザーズ指数は、中小型株物色の流れ再燃となり、3日ぶりの大幅反発となった。前日の米国市場では、中小企業向け支援策が下院で成立する見通しとなったことや原油価格の落ち着きなどを受けて買い戻しが優勢となった。この流れを受けて東京市場も全面高商状となった。個人投資家心理も上向き、先週好調だった分、今週は相対的に下げのきつかったマザーズ指数も、個人の中小型株物色が旺盛となるなか前場から動意づき大幅に上昇した。なお、売買代金は概算で1305.38億円。騰落数は、値上がり272銘柄、値下がり47銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、飲食店にセルフオーダーシステムの導入支援を行う子会社を設立すると発表したピアズが25%超とストップ高となったほか、マイクロニードルの製造方法に関する特許査定を取得したメドレックス、DELTA−P、テラプローブ、インタースペースなどがストップ高まで買い進まれた。その他では、スポーツフィールド、Kudan、Fringe81、シノプスなども2ケタ台の上昇率となり、値上がり率上位にランクインした。一方、急騰が続いていたミクリードが9日ぶりに大幅反落したほか、大幅連騰を続けていた反動安の流れが続いたサイバーセキュリティクラウドも14%安と大きく下落した。その他、GMOリサーチ、NexTone、エクスモーション、フィット、ドラフトなどが値下がり率上位に並んだ。

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