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マザーズ先物概況:前日比変わらずで引ける(4月24日)

24日のマザーズ先物は前日比変わらずの724.0ptで終了した。高値726.0pt、安値は711.0pt。取引高は3745枚。

本日のマザーズ先物は、方向感の定まらない展開となった。米国株先物安や日経平均の反落もあり、マザーズ先物は売りが先行して始まった。マザーズ先物は一時前日比13.0pt安の711.0ptまで値を下げた。市場では「このところマザーズ市場は騰勢を強めていたほか、週末とあって目先の利益を確保する売りやポジション調整売りが出た」との指摘が聞かれた。一方、米ギリアドの治験失敗報道を背景にマザーズ市場では、競合となるアンジェスなどバイオ関連株の一角に注目が集まったことから、次第に押し目買いも入っていた。市場では「新規の手掛かり材料に乏しいうえ、企業の決算発表も来週以降本格的に始まるだけに、取引を進める向きは見られず、全般は模様眺めムードの強い展開だった」との声が聞かれた。本日のマザーズ市場では、新型コロナウイルス感染症のパスウェイマップ構築に成功したFRONTEOが前日比80円(+28.27%)高の363円、前日にストップ高水準まで買われた流れを引き継いだピアズも前日比300円(+20.54%)高の1760円とともに制限値幅いっぱいまで買われた。また、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まったトライSTGが前日比50円(+20.75%)高の291円と大幅に続伸し、国内大手証券が目標株価を引き上げたTKPは前日比312円(+20.14%)高の1861円と大幅に続伸した。一方、直近の株価上昇の反動から利食い売りが出た松屋R&Dが前日比490円(-19.29%)安の2050円と大幅に反落し、ALBERTも前日比790円(-13.01%)安の5280円と大幅に反落した。

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