15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり93銘柄、値下がり124銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は小幅に4日続落。60.75円安の19854.03円（出来高概算6億1000万株）で前場の取引を終えている。
14日の米株式市場でNYダウは4日ぶりに反発し、377ドル高となった。9日までの1週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、過去8週間で3600万件に達したことが嫌気されて売りが先行。しかし、政府による追加救済策や各州での経済活動再開への期待から自律反発に期待した買いが入り、原油先物相場の上昇も支援材料となった。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで235円高からスタートすると、寄り付き直後には一時20198.25円（283.47円高）まで上昇。しかし、その後は米中摩擦への懸念などから失速し、マイナスへ転じた。取引時間中に発表された中国の4月小売売上高が市場予想を下回ったこともネガティブ視されたようだ
セクターでは、不動産業、水産・農林業、食料品が下落率上位。半面、鉱業、倉庫・運輸関連業、海運業などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の64％、対して値上がり銘柄は33％となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテで1銘柄で日経平均を約37円押し下げた。同2位はアステラス薬となり、日清粉G、塩野義、三菱地所、テルモなどがつづいた。
値上がり寄与トップは東エレクとなった。同2位はKDDIとなり、エムスリー、アドバンテス、セコム、ダイキンなどがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 19854.03(-60.75)
値上がり銘柄数 93(寄与度+72.09)
値下がり銘柄数 124(寄与度-132.84)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 22330 255 +9.19
KDDI 3188 40 +8.65
エムスリー 3705 60 +5.19
アドバンテ 5230 70 +5.04
セコム 8943 129 +4.65
ダイキン 14195 110 +3.96
ヤマハ 4560 70 +2.52
ソニー 6856 62 +2.23
花王 8725 59 +2.13
富士フイルム 5068 52 +1.87
ファナック 17250 50 +1.80
リクルートHD 3217 13 +1.40
京セラ 5647 17 +1.22
デンソー 3684 34 +1.22
SUBARU 2112 30.5 +1.10
中外薬 13000 30 +1.08
スズキ 3472 28 +1.01
コマツ 2031.5 27.5 +0.99
楽天 995 26 +0.94
安川電 3475 25 +0.90
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 50570 -1030 -37.10
アステラス薬 1752 -45.5 -8.20
日清粉G 1562 -188 -6.77
塩野義 5665 -157 -5.66
菱地所 1580 -151.5 -5.46
テルモ 3636 -32 -4.61
キッコーマン 4740 -115 -4.14
NTTデータ 1115 -23 -4.14
コナミHD 3340 -80 -2.88
エーザイ 7414 -76 -2.74
オムロン 6580 -70 -2.52
ファミマ 1770 -15 -2.16
トレンド 5390 -60 -2.16
太陽誘電 3015 -55 -1.98
大和ハウス 2399 -51.5 -1.86
宝HD 753 -45 -1.62
信越化 11840 -45 -1.62
ニチレイ 2913 -85 -1.53
ソフトバンクG 4523 -7 -1.51
TDK 9290 -40 -1.44