マネーボイス メニュー

東京金概況:上昇で年初来高値更新、米中摩擦激化への懸念高まる

TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6084円(前週末日中取引終値↑102円)

・推移レンジ:高値6092円-安値6042円

18日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇して年初来高値を更新した。原油価格が30ドルの大台に乗せことや、NY州の経済活動再開への期待感が高まり先週末の米主要3指数は揃って反発。この流れから日経平均も反発しスタートした。ただ、台湾のTSMCがファーウェイからの新規受注を停止したとの報道が取引時間中に流れたことなどが米中摩擦への懸念を高め、日経平均は一時20000円の大台を割り込む場面があった。国内では新型コロナウイルス感染者数が減っており、経済活動再開への期待も高まっているが、米中関係の先行き不透明感が安全資産である金への需要を強め、ドル円の円安基調も追い風に東京金先物は大きく上伸し、節目の6000円を超えて取引を終えた。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。