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日経平均は21円高でスタート、ソニーFHやエムスリーが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20454.49;+21.04
TOPIX;1483.35;-2.70

[寄り付き概況]

 20日の日経平均は前日比21.04円高の20454.49円と続伸して取引を開始した。19日の米国市場ではNYダウが390ドル安と反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が上院銀行委員会での証言で追加措置の可能性を示唆したほかムニューシン米財務長官が中間層対象の減税の可能性に言及したことが好感され、前日終値を挟んでもみ合う展開のなか、モデルナが開発中のウイルスワクチンへの懐疑的な報道が嫌気され急落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の20385円。円相場は1ドル107円80銭台で推移している。ただ、国内では引き続き欧米より遅れてきた経済活動再開への期待といった背景があり、本日の日経平均は米株安の流れを反映せずに昨日の大幅上昇の流れを引き継ぐ形で続伸スタートとなった。一方、昨日の大幅高の要因でもあった新薬期待が削がれており、上値は限られている。

 業種別では、その他金融業、建設業、非鉄金属、医薬品、精密機器、その他製品などがプラスで推移。石油・石炭製品、パルプ・紙、保険業、証券・商品先物取引業、鉱業、海運業などがマイナスで推移している。売買代金上位では、ソニーFHの上昇が目立つほか、日本取引所グループ、GMOPG、レーザーテック、エムスリーなどがプラスで推移。一方、富士フイルム、シマノ、ソフトバンクG、ソニーなどがマイナスで推移している。

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