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後場の日経平均は3円高でスタート、アイロムGや任天堂などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20598.74;+3.59
TOPIX;1493.68;-1.01

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比3.59円高の20598.74円と前引けから一転してわずかにプラスに転換して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は上限20600円−下限20560円の狭いレンジでの小動き。為替は1ドル=107円60銭台と朝方とほぼ変わらずの水準。アジア市場も小動きで、中国上海総合指数および香港ハンセン指数は揃って前日終値とほぼ変わらずの小高い水準での推移。後場の日経平均は、前引けとほぼ変わらずの水準、前日終値よりをわずかに上回る水準で再びプラスに転換して取引を開始したが、その後は改めてマイナスに転換し、こう着感を強めている。

 セクターでは、陸運業を筆頭に水産・農林業、建設業、ゴム製品などが下落率上位の一方、石油・石炭、鉱業、海運業、ガラス・土石製品、鉄鋼などが上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、21年3月期は市場予想を上回る大幅な減益見通しを発表した島津製作所が3%程度と下落しているほか、ソフトバンクG、キーエンス、エムスリー、東エレク、OLC、KDDIなどが下げている。他方、新型コロナウイルスに対する新規ワクチン開発が、AMED公募事業に採択されたと前日に発表したアイロムGが20%を超える大幅高を演じているほか、任天堂、ファーストリテ、ソニー、富士フイルム、業績予想を上方修正した神戸物産などが上昇している。

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