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マザーズ指数は6日ぶり小幅反落、日経平均軟化でも底堅く、FRONTEOなどストップ高

 本日のマザーズ市場では、バイオ関連株の一角や株価の出遅れ感の強い銘柄を中心に循環物色が続いた。経済活動の再開に期待した物色なども見られた。前場のマザーズ指数は堅調に推移し、取引時間中の年初来高値を連日で更新。後場に日経平均が香港を巡る懸念から軟化すると連れ安になったが、相対的に下げは小さく底堅かった。なお、マザーズ指数は6日ぶり小幅反落、終値では0.1%の下落にとどまった。売買代金は概算で2147.98億円。騰落数は、値上がり153銘柄、値下がり161銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやフリー、売買代金上位のBASEやKudanが軟調。イグニスは週半ばまで急ピッチの上昇が続いた反動で利益確定売りがかさみ、下落率トップとなった。一方、売買代金トップのアンジェスは朝高後に伸び悩んだが続伸。時価総額では再びマザーズ3位に浮上した。日本医療研究開発機構(AMED)が公募した新型コロナウイルスワクチン開発の支援先に採択されたと発表している。その他売買代金上位ではOTSやF−ブレインが大幅高となり、MDNTやFRONTEOはストップ高を付けた。時価総額上位ではアンジェスのほか弁護士コムなどが上昇した。

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