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日経平均は21円安でスタート、東エレクや出光興産が下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21249.31;-21.86
TOPIX;1535.42;+0.69

[寄り付き概況]

 27日の日経平均は前日比21.86円安の21249.31円と反落で取引を開始した。26日の米国市場はNYダウが529ドル高と大きく上昇。全米で経済活動の再開が一段と拡大したほか、新型ウイルスワクチンの開発で様々な企業の取り組みが発表されたため投資家心理が改善した。ただし、引けにかけてはトランプ政権が香港問題を巡り、中国の高官や企業に制裁を課すことを検討しているとの報道で伸び悩んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の21275円。円相場は1ドル107円50銭台で推移している。昨日の段階で米国株の大幅上昇は織り込まれており、利食い先行で本日の日経平均は反落で寄り付く形となった。その後も下げ幅を拡大する展開となっている。

 業種別では、空運業、不動産業、陸運業、石油・石炭製品、その他製品、医薬品、サービス業などマイナスで推移。一方、銀行業、海運業、電気・ガス業、ゴム製品、パルプ・紙、非鉄金属などがプラスで推移している。売買代金上位では、出光興産の下落が目立つほか、レーザーテック、JAL、東京エレクトロン、ANAホールディングスなどがマイナスで推移。一方、タカラバイオ、三菱UFJ、みずほ、三井住友などがプラスで推移している。

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