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マザーズ指数は大幅反発、18年12月以来の高値、PSSなどストップ高

 本日のマザーズ市場では、バイオ製薬やヘルスケア、IT・インターネット関連などの幅広い銘柄に買いが入った。新型コロナウイルスの感染第2波や米中対立が警戒されるなか、これらの影響を受けにくく、成長が期待できる新興株への関心が再度高まったとみられる。なお、マザーズ指数は大幅反発、3%を超える上昇で高値引けした。終値としては2018年12月5日以来の高値水準となる。売買代金は概算で1878.12億円。騰落数は、値上がり199銘柄、値下がり117銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、アンジェスなどの売買代金上位銘柄や、メルカリ、フリーなどの時価総額上位銘柄が軒並み堅調。オンライン診療システムなどのメドレーは12%超上昇し、上場来高値を大きく更新した。PCR全自動検査装置と一体化したPCR試薬の保険適用を申請したPSSはストップ高を付け、JMCやFRONTEOもストップ高水準で取引を終えた。一方、MDNTなどは利益確定売り優勢で、経済活動再開への期待から週前半まで買われていたTKPなどの銘柄も本日は軟調だった。また、アディッシュなどが下落率上位に顔を出した。

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