10日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円45銭から106円99銭まで下落して引けた。
米5月消費者物価コア指数が2011年ぶりの低水準となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定、さらに見通しでゼロ金利政策を少なくとも2022年まで維持する可能性が示唆されたためドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1325ドルまで下落後、1.1422ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は122円25銭から121円59銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2725ドルまで下落後、1.2813ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9473フランまで上昇後、0.9425フランまで下落した。
[経済指標]
・米・5月消費者物価指数(CPI):前年比+0.1%(予想:+0.3%、4月:+0.3%)
・米・5月消費者物価コア指数:前年比+1.2%(予想:+1.3%、4月:+1.4%)
・米・5月消費者物価指数:前月比−0.1%(予想:0.0%、4月:-0.8%)
・米・5月消費者物価コア指数:前月比−0.1%(予想:0.0%、4月:-0.4%)
【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%に据え置き決
定