マネーボイス メニュー

新興市場銘柄ダイジェスト:テリロジーは急伸、OSGコーポがストップ高

 ヘリオス 1813 -29
大幅反発後に失速。国立がん研究センターと他家iPS細胞由来遺伝子改変NK細胞(HLCN061)を用いたがん免疫細胞療法に関する共同研究契約を締結と発表。抗腫瘍効果を発揮する固形がんの特徴を明確にすることが目的。同研究センターが保有するPDXを用い、HLCN061が認識する数種類の分子の発現状況を検討するなどとしている。地合いへの連れ安で株価は後場から下落に転じた。

 アクセスグループ 786 +20
5日ぶり反発。グループの学校広報事業を展開するアクセスネクステージ(東京都港区)が立案し、初のWEBによる私立大学展企画が実施されると発表。7月上旬から主催の京阪神私立大学入試広報懇談会のサイトに特設ページを設ける。61校の情報をサイトに集約し、新型コロナウイルスの感染拡大で進学情報を十分得られない受験生に情報に接する場を提供する。加盟大学の広報機会の拡充にも貢献するとしている。

 ハウテレビジョン 2100 -210
急落。21年1月期第1四半期(20年2-4月)の営業損益を0.31億円の赤字(前年同期実績0.21億円の黒字)と発表している。中期経営計画で21年1月期を投資フェーズと位置づけており、金融機関からの借入で3.30億円を資金調達するなどして事業や人材へ投資したことから、販管費が26.5%増と膨らんだ。通期予想は3.67億円の赤字(前期実績0.91億円の黒字)で据え置いた。

 テリロジー 729 +47
一時ストップ高。連結子会社のテリロジーサービスウェア(東京都千代田区)が開発・販売する多言語映像翻訳サービス「みえる通訳」が農林水産省動物検疫所に採用され、成田空港や羽田空港など全国11カ所の空港に導入されたと発表している。「みえる通訳」は13カ国語に加え、日本手話通訳にも対応しているという。

 OSGコーポ 2321 +400
ストップ高。21年1月期第1四半期(20年2-4月)の営業利益を前年同期比494.9%増の3.13億円と発表。新型コロナウイルスの影響で従来の病院関連施設に加え、新たに外食業界やホテル、スポーツジムなどからの問い合わせが増加、接触感染防止のための器具洗浄や清掃などに製品が使用され利益が伸長した。通期予想の8.25億円(前期比11.2%増)に対する進捗率は37.9%。

 ニューテック 3050 +69
一時年初来高値つける。第3世代統合AIシステムとして、米NVIDIAの新しいGPU「NVIDIA A100 TensorコアGPU」を搭載したアプライアンスサーバー「NVIDIA DGX A100」の販売を15日から開始すると発表。6Uラックマウントサイズで重量123KG、5PFLOPSのAI性能を持つ。複数の小規模ワークロードを高速化させ、演算能力とリソースをオンデマンドで最適化するという。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。