12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり37銘柄、値下がり184銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は続落。11日の米国市場でNYダウは大幅に3日続落し、1861ドル安と過去4番目の下げ幅を記録した。新型コロナウイルスの感染第2波への警戒感や、景気のV字回復への期待後退などから売りが広がった。円相場は一時1ドル=106円台まで上昇し、本日の日経平均は米株安や円高を嫌気して390円安からスタート。朝方には一時21786.93円(前日比685.98円安)まで下落し、取引時間中としては今月1日以来となる22000円割れの場面もあったが、売りが一巡すると下げ渋る展開となった。
大引けの日経平均は前日比167.43円安の22305.48円となった。なお、先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)は22071.46円。東証1部の売買高は19億0416万株、売買代金は3兆3246億円だった。業種別では、鉱業、倉庫・運輸関連業、金属製品が下落率上位で、その他も全般軟調。その他製品のみ小幅ながらプラスを確保した。東証1部の値下がり銘柄は全体の88%、対して値上がり銘柄は11%となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約25円押し下げた。同2位は東エレクとなり、リクルートHD、アステラス薬、ファナック、信越化学などがつづいた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは三井E&Sで4.24%安となった。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約25円押し上げた。同2位は中外製薬となり、第一三共、テルモ、京セラなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 22305.48(-167.43)
値上がり銘柄数 37(寄与度+59.57)
値下がり銘柄数 184(寄与度-227.00)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 64000 680 +24.50
中外薬 16245 390 +14.05
第一三共 8832 94 +3.39
テルモ 4065 23 +3.31
京セラ 5957 39 +2.81
塩野義 6503 68 +2.45
ヤマトHD 2420 30 +1.08
エムスリー 4465 10 +0.86
三井不 2185 19 +0.68
楽天 971 19 +0.68
明治HD 8390 90 +0.65
伊藤忠 2334.5 17 +0.61
日本ハム 4225 30 +0.54
菱地所 1721.5 15 +0.54
クレセゾン 1367 12 +0.43
日東電 6010 10 +0.36
ニチレイ 3060 20 +0.36
日立 3573 45 +0.32
三菱商 2409 8.5 +0.31
ZHD 461 19 +0.27
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5071 -114 -24.64
東エレク 23165 -345 -12.43
リクルートHD 3813 -110 -11.89
アステラス薬 1737.5 -63.5 -11.44
ファナック 19900 -300 -10.81
信越化 12455 -195 -7.02
NTTデータ 1255 -35 -6.30
安川電 3730 -155 -5.58
TDK 10690 -140 -5.04
アサヒ 4086 -135 -4.86
エーザイ 8371 -121 -4.36
富士フイルム 4826 -121 -4.36
アドバンテ 5890 -60 -4.32
コナミHD 3630 -120 -4.32
ファミマ 1973 -27 -3.89
ホンダ 2815.5 -51.5 -3.71
ダイキン 16415 -100 -3.60
資生堂 7026 -100 -3.60
ソニー 7404 -91 -3.28
電通G 2805 -90 -3.24