15日午前の東京市場でドル・円は107円20銭台で推移。本日発表された中国の5月小売売上高と5月鉱工業生産はいずれも市場予想を下回っており、中国経済の回復はやや緩慢であることから、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円15銭から107円57銭、ユーロ・ドルは1.1211ドルから1.1258ドル。ユーロ・円は120円51銭から120円92銭。
■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米政策金利は長期間据え置きの公算
・NY原油先物(時間外取引):高値36.12ドル 安値35.33ドル 直近値35.40ドル