15日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日経平均株価の弱含みや中国の低調な経済指標を受けリスク選好的な円売りは後退し、ドルやユーロなど主要通貨を押し下げた。ただ、日経平均は22000円台を維持しており、国内勢がドルの買戻しを進めたようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円15銭から107円57銭、ユーロ・円は120円51銭から120円92銭、ユーロ・ドルは1.1211ドルから1.1258ドル。
【経済指標】
・中・5月鉱工業生産:前年比+4.4%(予想:+5.0%、4月:+3.9%)
・中・5月小売売上高:前年比-2.8%(予想:-2.0%、4月:-7.5%)
【要人発言】
・劉鶴・中国副首相
「北京で新型コロナウイルス感染が拡大するリスクが高い」