マネーボイス メニュー

東京金見通し:底堅い、新型コロナ感染再拡大懸念や朝鮮半島情勢を警戒か

TOCOM金 21年4月限・夜間取引終値:5950円(前日日中取引終値↓12円)

・想定レンジ:上限5930円-下限5970円

18日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は底堅く推移しそうだ。米国市場でダウ平均が取引終了にかけて軟調な動きとなったことを受け、今日の東京株式相場は上値が重く、金先物価格の下支え要因となりそうだ。また、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念や、朝鮮半島の地政学リスクの高まりを受け、安全資産とされる金の需要は引き続き強く、今日の金先物は底堅い動きとなる可能性が高い。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感から、朝方に一時1ドル=106円台と、昨日の円の安値に比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことは金先物の上値抑制要因となるとみられる。ナイトセッションは12円安で取引を終えており、金先物は底堅い一方で上値も重くなりそうだ。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。