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マザーズ先物見通し:反発、移動の自粛解除を好感

本日のマザーズ先物は、反発が期待される。18日の米国市場は、週次新規失業保険申請件数が予想を上回り、労働市場の回復が遅れるとの懸念が強まったほか、各州でウイルス感染者数が連日増加したため警戒感から、大きく下落して寄り付いた。6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や5月景気先行指数が予想を上回ったことで一時上昇に転じる局面もあったが、警戒感を払拭できず引けにかけて再び下落した。なお、ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇となった。本日のマザーズ先物は、堅調なナイトセッションや、米国でコロナ感染者が急増する流れがづづいていることを受け、時価総額上位のアンジェスなどバイオ株が先物を下支えすることが期待される。また、昨日の会見で安倍首相が都道府県をまたぐ移動自粛を解除したことに加え、ベトナム、タイ、豪州、ニュージーランドとの往来再開を表明したことから、インバウンド関連、旅行関連などが相場を下支えすることが期待される。上値のメドは1030.0pt、下値のメドは964.0ptとする。

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