23日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり46銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は反発。22日の米国市場でNYダウは反発し、153ドル高となった。主力ハイテク株が買いを集め、ナスダック総合指数はおよそ2週間ぶりに過去最高値を更新。本日の日経平均も米株高を好感し198円高からスタートした。前場にはナバロ米大統領補佐官が対中協議の打ち切りを示唆したことが報じられ、一時22257.14円（前日比180.13円安）まで下落。その後、トランプ米大統領がそれを否定する投稿を入れ、後場には一転22693.89円（同256.62円高）まで上昇するなどやや荒い値動きだった。
大引けの日経平均は前日比111.78円高の22549.05円となった。東証1部の売買高は11億9280万株、売買代金は2兆2716億円だった。業種別では、輸送用機器、その他金融業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位だった。一方、その他製品、パルプ・紙、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の63％、対して値下がり銘柄は33％となった。
値上がり寄与トップは東エレクとなり1銘柄で日経平均を約16円押し上げた。米ハイテク株高の流れを引き継いだ。同2位はアステラス薬となり、アドバンテス、デンソー、ダイキン、スズキなどがつづいた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはデンソーとなり4.16％高となった。中国政府がHV車優遇政策を最終決定したと伝わったことが材料視されたもよう。
一方、値下がり寄与トップは第一三共となり1銘柄で日経平均を約4円押し下げた。同2位はソフトバンクGとなり、中外製薬、信越化学、7＆iHDなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 22549.05(+111.78)
値上がり銘柄数 176(寄与度+142.57)
値下がり銘柄数 46(寄与度-30.79)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 25540 455 +16.39
アステラス薬 1840 41 +7.38
アドバンテ 6080 90 +6.48
デンソー 4177 167 +6.02
ダイキン 16785 160 +5.76
スズキ 3738 121 +4.36
京セラ 6126 53 +3.82
バンナムHD 5881 103 +3.71
キッコーマン 5280 90 +3.24
エーザイ 8605 86 +3.10
リクルートHD 3864 28 +3.03
オムロン 7170 80 +2.88
トヨタ 6896 78 +2.81
KDDI 3180 13 +2.81
大塚HD 4947 60 +2.16
テルモ 4109 15 +2.16
コナミHD 3665 60 +2.16
NTTデータ 1249 12 +2.16
TDK 10760 60 +2.16
日立建 2967 59 +2.13
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
第一三共 8861 -113 -4.07
ソフトバンクG 5497 -15 -3.24
中外薬 17240 -80 -2.88
信越化 12265 -80 -2.88
7&iHD 3647 -61 -2.20
ファーストリテ 62650 -60 -2.16
ヤマトHD 2335 -51 -1.84
塩野義 7047 -40 -1.44
ファナック 19345 -35 -1.26
オリンパス 1889 -6.5 -0.94
武田 4008 -23 -0.83
協和キリン 2866 -23 -0.83
花王 8631 -19 -0.68
洋缶HD 1246 -18 -0.65
イオン 2470.5 -15 -0.54
三井不 2045.5 -15 -0.54
資生堂 6960 -13 -0.47
コマツ 2189 -13 -0.47
TOTO 4245 -25 -0.45
MS&AD 3043 -34 -0.37