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マザーズ指数は4日続落、25日線割り急落する場面も、IPOグッドパッチ初値付かず

 本日のマザーズ市場では、朝方こそ日米株の反発を好感して買いが先行したものの、その後メルカリなどの主力株やこのところ人気だった中小型材料株、直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に売りが広がった。マザーズ指数は前場中ごろを過ぎて1010pt近辺に位置する25日移動平均線を割り込むと下げ足を速め、ランチタイムにはマザーズ先物でサーキットブレーカーが発動され、後場の寄り付き直後に971.48pt(前日比4.6%安)まで下落する場面があった。ただ、大引けにかけて25日線水準まで値を戻している。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で2306.97億円。騰落数は、値上がり156銘柄、値下がり153銘柄、変わらず15銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ、アンジェス、フリー、弁護士コムなどが軟調。直近IPO銘柄のロコガイドやコマースワンは初値高による過熱感もあって値を崩した。また、直近大きく値上がりしていたGMOメディアやGMOリサーチ、フルッタにも売りが広がり、下落率上位に並んだ。一方、オンライン教材のすららネットなどが上昇し、直近IPO銘柄でもフィーチャは急反発。ビープラッツはストップ高を付け、上昇率トップとなった。
 なお、本日マザーズに新規上場したグッドパッチは買い気配のまま初値が付かなかった。

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