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新興市場銘柄ダイジェスト:ビープラッツは反発、総医研が大幅高

 ワークマン 9670 -10
朝高後マイナスに転じる。6月の既存店売上高が前年同月比37.2%増になったと発表。伸び率は5月(19.4%増)から拡大した。客数は33.2%増(前月17.1%増)、客単価は3.0%増(同2.0%増)。6月から全店舗で通常営業を再開している。全国的に気温が高く、サマーワーキングウエアや空調ファン付ウエア、半袖Tシャツなどの夏物衣料が伸びた。

 ビープラッツ 2165 +49
反発。サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が明電舎傘下の明電システムソリューション(静岡県沼津市)が展開する「MEIDEN SOLUTION PASS」に採用されたと発表している。MEIDEN SOLUTION PASSは、労働災害をVRで疑似体験できる「VR安全体感サービス」など各種コンテンツの申し込みや契約管理などを取り扱うマーケットプレイス。

 総医研 555 +25
大幅高。20年6月期の営業利益を従来予想の8.80億円から10.00億円(前期実績8.66億円)に上方修正している。化粧品事業で中国市場向け販売が拡大傾向で推移し、利益を押し上げる見通し。また、同期の年間配当を従来予想の4.00円から5.00円(前期実績4.00円)に増額修正している。6月26日に直近高値(590円)を付けた後、株価が軟調に推移していたことも押し目買いにつながっているようだ。

 テイツー 120 -4
21年2月期の営業利益を従来予想の2.0億円から7.5億円(前期実績2.6億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの影響で「巣ごもり需要」が拡大し、来店客が増加した。ただ、巣ごもり関連需要は終息に向かいつつあるとして、第2四半期以降は当初計画を据え置いたことから買い一服後は徐々に上げ幅を縮めた。

 メディシノバ 581 +14
反発。新型コロナウイルス患者を対象とする急性呼吸窮迫症候群を適応として申請していたMN-166(イブジラスト)の臨床試験実施申請が米国食品医薬品局から承認されたと発表している。MN-166は経口摂取可能な小分子化合物で、マクロファージ遊走阻止因子阻害剤。メディシノバは、MN-166が過剰炎症などを軽減することで患者の死亡を予防する可能性があるとの考えを示している。

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