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日経平均は133円安でスタート、ソフトバンクGやアドバンテスが軟調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22481.61;-133.08
TOPIX;1565.26;-6.45

[寄り付き概況]

 8日の日経平均は133.08円安の22481.61円と続落して取引を開始した。昨日7日の米国株式相場は反落。ダウ平均は396.85ドル安の25890.18ドル、ナスダックは89.76ポイント安の10343.89ポイントで取引を終了した。感染が落ち着いたニューヨーク州やニュージャージー州が他州からの旅行者に対する一定期間の隔離要請を拡大する方針を示したことなどを受けて新型ウイルス拡大への懸念が強まり、下落で寄り付いた。その後ハイテク株を中心に上昇する場面もあったが、利益確定の売りで下落に転じ、引けにかけて下落幅を拡大した。米国株安を受け、今日の東京株式市場は売りが先行した。日本でも東京の新規感染者が6日連続で100人を超えており、引き続き新型コロナ感染拡大が懸念材料となった。また、日本株の上場投資信託(ETF)の分配金支払いに伴う換金売りも警戒され、相場の重しとなった。取引開始前に、5月の国際収支が発表された。経常収支は1兆1768億円の黒字。QUICKがまとめた民間予測の中央値1兆894億円をわずかに上回ったが、円相場や株式市場への影響は限定的だった

 セクター別では、電気・ガス業、医薬品、卸売業、ガラス土石製品、機械などが上昇率上位、鉱業、海運業、空運業、保険業、不動産業などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、NEC、富士通、NTT、中外薬、神戸物産、ZHD、NTTドコモなどが上昇。他方、ソフトバンクG、任天堂、ソニー、アドバンテスト、三菱UFJなどが下落している。

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