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個別銘柄戦略:ソフトバンクGや任天堂に注目

9日の米国市場では、NYダウが361.19ドル安の25706.09と下落したが、ナスダック総合指数は史上最高値を更新し55.25pt高の10547.75で終了。シカゴ日経225先物は大阪日中比95円安の22385だった。10日早朝の為替は1ドル=107円10-20銭(昨日大引け時は107.27円付近)と小幅の円高。本日の東京市場では、米ダウの下落や米長期金利低下を嫌気して三菱UFJ、三井住友など大手銀行株に売り物が先行しよう。新型コロナウイルス感染者数の増加に歯止めが掛からないため、国内の経済活動制限の再開に対する警戒感も強く、JAL、JR東日本、OLC、リクルートHDなどはさえない動きとなろう。上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りは本日がピークとみられ、ソフトバンクGなど日経平均の高構成比銘柄の下落場面では買い向かう動きが強まり、結果として下げ幅は限られよう。反面、高値追いが続く米ナスダック総合指数を受けて東エレクなど電子部品株の一角には買いが予想され、NRIなど新型コロナの影響が比較的軽微と考えられるシステム関連株も散発高が期待できよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたライオン、コーセー、コンコルディア、いすゞ、ホンダ、日本ライフライン、任天堂、新生銀、あおぞら銀、三住トラスト、千葉銀、静岡銀、ヤマトHD、ソフトバンクGなどに注目。

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