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マザーズ先物概況:反発、材料豊富な時価総額上位銘柄がけん引

10日のマザーズ先物は前日比12.0pt高の962.0ptとなった。なお、高値は967.0pt、安値は937.0pt、取引高は6071枚。本日のマザーズ先物は、軟調な海外市場や低調なナイトセッションの流れを引き継ぎ小幅安で取引を開始した。寄付き付近は昨日の東京コロナ感染者が220名を超えたことで景気回復が遅れるとの見方が強く重い値動きであったが、次第にコロナ関連銘柄に対する物色の流れが強まり、時価総額上位のアンジェスやメルカリが上昇しマザーズ先物をけん引した。そのほか、政府の骨太方針原案で今後1年はデジタル化に集中投資することが報じられており、電子政府関連銘柄として時価総額上位のAIinsideやJMDCが物色されたことも先物の上昇に寄与した。

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