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マザーズ指数は反発、ラクスストップ高、IPO2社初値持ち越し

 本日のマザーズ市場では、日経平均と同様にマザーズ指数が堅調な展開となった。前日も米ハイテク株の一角は利益確定売りに押されたが、マザーズでは大幅増収増益見通しを示したラクスがストップ高を付け、他のインターネット・IT関連株にも買いが波及した。なお、マザーズ指数は反発、終値では2%近い上昇となり、1010pt台に位置する25日移動平均線をやや上回った。売買代金は概算で1791.73億円。騰落数は、値上がり210銘柄、値下がり105銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ、弁護士コム、アンジェスが堅調。売買代金上位ではメドピアやSansanが10%を超える上昇となった。また、前述のラクスと同様にロコンド、シンメンテ、アンビションが決算や業績修正を受けてストップ高を付けた。一方、時価総額上位ではフリー、売買代金上位ではリボミック、ステムリム、PSSなどが軟調。また、エルテスが下落率トップとなったほか、チームスピリットやリックソフトはストップ安水準で取引を終えた。
 なお、本日マザーズに新規上場したKIYOは公開価格の約2.3倍となる初値を付けた。アイキューブドとGMO−FGは買い気配のまま初値が付かなかった。

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