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NY株式:NYダウ135ドル安、労働市場の低迷を警戒

米国株式相場は反落。ダウ平均は135.39ドル安の26734.71ドル、ナスダックは76.66ポイント安の10473.83ポイントで取引を終了した。先週分の新規失業保険申請件数が予想を上回り17週連続で100万件以上のペースを保っており労働市場の遅い回復が嫌気され下落で寄り付いた。さらに、今まで相場を支えてきたハイテク株も弱く、終日軟調推移となった。セクター別では、公益事業や保険が上昇した一方、消費者サービス、ソフトウェアサービスが下落した。

短文投稿サイトのツィッター(TWTR)は15日、著名人や政治家、企業のアカウントがハッキングされ、同社のセキュリティ管理が疑問視され下落。一方で、投資銀行のモルガンスタンレー(MS)は第2四半期決算で、トレーディングが好調で過去最高益を達成し上昇。また、ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)社は第2四半期決算が予想を上回り、通期の業績見通しを上方修正したほか、同社が開発中のウイルスワクチンの第3段階治験を前倒しで開始する計画を発表し上昇した。ITサービスなどのデル(DELL)はヴイエムウェア(VMW)過半数株式ののスピンオフを検討していることが明らかになり急伸。

NY連銀のウィリアムズ総裁は現在、デイスインフレ圧力が優勢となっていると指摘した。

Horiko Capital Management LLC

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