17日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり148銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は小幅反発。3.59円高の22773.95円(出来高概算5億株)で前場の取引を終えている。
16日の米株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、135ドル安となった。中国株が大幅に下落したことに加え、先週分の新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、労働市場の回復の遅さも嫌気された。反面、日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンは新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を始めると発表して上昇。半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が設備投資計画を引き上げたことなども好感され、本日の日経平均は37円高からスタートすると、寄り付き直後に一時22857.82円(87.46円高)まで上昇した。ただ、国内外での新型コロナ拡大や米中対立への懸念は根強く、一転して22713.06円(57.30円安)まで下落する場面もあった。
セクターでは、電気・ガス業、医薬品、情報・通信業などが上昇率上位。半面、空運業、不動産業、鉄鋼などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の41%、対して値下がり銘柄は54%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を22円押し上げた。同2位はアドバンテスとなり、中外製薬、KDDI、エーザイ、NTTデータ、第一三共などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約34円押し下げた。同2位はファナックとなり、ファミマ、信越化、住友不動産、京セラなどがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 22773.95(+3.59)
値上がり銘柄数 75(寄与度+111.96)
値下がり銘柄数 148(寄与度-108.37)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6505 102 +22.05
アドバンテ 6740 130 +9.37
中外薬 5265 73 +7.89
KDDI 3336 34 +7.35
エーザイ 8548 203 +7.31
NTTデータ 1271 24 +4.32
第一三共 8357 119 +4.29
ダイキン 19175 95 +3.42
東エレク 28520 80 +2.88
トレンド 6290 70 +2.52
コムシスHD 3235 60 +2.16
トヨタ 6850 60 +2.16
塩野義 6216 58 +2.09
アステラス薬 1725.5 11.5 +2.07
キッコーマン 4975 50 +1.80
オムロン 7280 50 +1.80
TDK 10710 50 +1.80
エムスリー 4790 20 +1.73
大塚HD 4545 46 +1.66
バンナムHD 5999 46 +1.66
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 59390 -930 -33.50
ファナック 20350 -155 -5.58
ファミマ 2387 -32 -4.61
信越化 12815 -110 -3.96
住友不 2881.5 -102 -3.67
京セラ 5940 -47 -3.39
日産化学 5540 -90 -3.24
ソニー 8091 -85 -3.06
資生堂 6711 -55 -1.98
7&iHD 3539 -49 -1.77
電通G 2591 -43 -1.55
大日住薬 1384 -40 -1.44
テルモ 4018 -10 -1.44
コナミHD 3440 -35 -1.26
三井不 1896.5 -32.5 -1.17
エプソン 1274 -16 -1.15
ヤマハ発 1711 -29 -1.04
富士フイルム 4756 -29 -1.04
アマダ 796 -27 -0.97
スズキ 3938 -27 -0.97