20日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり138銘柄、変わらず12銘柄となった。
日経平均は3日続落。80.19円安の22616.23円(出来高概算4億5771万株)で前場の取引を終えている。先週末17日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は62.76ドル安の26671.95ドル、ナスダックは29.36ポイント高の10503.19ポイントで取引を終了した。6月住宅着工件数の増加を好感し小幅上昇して寄り付いたが、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に6月から低下すると個人消費の鈍化懸念が広がり下落に転じた。一方で、ハイテク株は底堅く推移するまちまちな展開となった。米国株式相場を受けた今日の東京株式市場では、新型コロナワクチン開発への期待感などから、やや買いが先行した。先週末までの2日間で日経平均が250円近く下落した後ということもあり、押し目買いも入りやすかった。ただ、新型コロナ感染拡大に加え、英国政府が5Gから中国ファーウェイ機器を排除すると決めるなど、中国との対立が米国以外の西側諸国に広がっていることも懸念材料となった。また、今週は3営業日のみの取引となることもあり、寄り後は積極的な買いも手控えられ、日経平均は前場中頃にマイナス圏に転じた。
値下がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約81円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはユニチカで3.75%安、同2位はANAで3.09%安だった。政府のGo To Travel事業に対する懸念などもあり、同社など旅行関連の銘柄が軒並み安い。
一方、値上がり寄与トップは東エレク、同2位はダイキンとなり、2銘柄で日経平均を約44円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはダイキンで2.94%高、同2位は日東電工で2.65%高だった。
*11:30現在
日経平均株価 22616.23(-80.19)
値上がり銘柄数 75(寄与度+101.39)
値下がり銘柄数 138(寄与度-181.58)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 29120 675 +24.32
ダイキン 19595 560 +20.17
テルモ 4092 83 +11.96
KDDI 3346 32 +6.92
ファナック 20555 165 +5.94
日東電 6190 160 +5.76
武田 3793 82 +2.95
塩野義 6229 75 +2.70
オムロン 7270 60 +2.16
信越化 12875 35 +1.26
花王 8499 34 +1.22
コナミHD 3430 30 +1.08
富士通 13675 285 +1.03
日立建 3260 25 +0.90
コマツ 2333 23 +0.83
サイバー 5960 110 +0.79
NTTデータ 1281 4 +0.72
住友不 2873 19.5 +0.70
キヤノン 2159 11.5 +0.62
クボタ 1605 16 +0.58
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6220 -195 -42.15
ファーストリテ 58470 -1070 -38.54
中外薬 5137 -127 -13.72
リクルートHD 3502 -101 -10.91
アドバンテ 6630 -70 -5.04
オリンパス 1949 -25 -3.60
資生堂 6619 -99 -3.57
スズキ 3803 -99 -3.57
キッコーマン 4825 -90 -3.24
日産化学 5460 -80 -2.88
TDK 10660 -70 -2.52
エムスリー 4785 -25 -2.16
ブリヂストン 3443 -52 -1.87
第一三共 8259 -48 -1.73
セコム 9363 -47 -1.69
京セラ 5920 -23 -1.66
デンソー 4120 -45 -1.62
ホンダ 2794.5 -21.5 -1.55
京成 3000 -80 -1.44
電通G 2547 -40 -1.44