マネーボイス メニュー

東京金概況:上昇、新型コロナ第2波に加え欧米と中国の対立も懸念材料

TOCOM金 21年6月限・日中取引終値:6239円(前日日中取引終値↑30円)

・推移レンジ:高値6244円-安値6227円

20日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇した。新型コロナウイルス感染第2波に対する警戒感が強いことに加え、英国政府が5Gから中国ファーウェイ機器を排除すると決めたことなどを受け、欧米諸国と中国の対立が世界的な景気回復に水を差すとの懸念もあり、安全資産とされる金の需要は引き続き旺盛。金先物は先週末にかけて目先調整を入れたこともあり、今日は買い優勢の展開となった。また、午前の時間帯に1時1ドル=107円50銭台と、早朝の円の高値から50銭ほど円安・ドル高に振れたことも金先物の下値支持要因となった。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。