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東京金見通し:上昇、新型コロナ警戒感強く騰勢強めるか

TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6324円(前日日中取引終値↑50円)

・想定レンジ:上限6360円-下限6270円

22日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式市場は、ダウ平均が続伸する一方、ナスダックは反落した。日本では、小池東京都事が、4連休の間は不要不急の外出を控えるよう都民に呼び掛ける考えを示すなど、新型コロナへの警戒感が一段と強くなっており、安全資産とされる金の需要は旺盛。金先物は昨日、約2週間ぶりに過去最高値を更新し、その後のナイトセッションでは高値保合いを上放れる動きを鮮明にしており、今日の金先物は騰勢を強めそうだ。ただ、早朝の時間帯に1ドル=106円60銭台と、昨日の円の安値から70銭ほど円高・ドル安に振れており、円高が一段と進むようであれば、金先物の上値を重くする可能性もある。

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