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大阪金見通し:上昇、FOMCの緩和政策維持決定も追い風か

大阪取引所金標準先物 21年6月限・夜間取引終値:6654円(前日日中取引終値↑49円)

・想定レンジ:上限6720円-下限6630円

30日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式は上昇したが、新型コロナウイルス感染拡大や、西側諸国と中国との対立激化に伴う警戒感は強く、安全資産とされる金の需要は引き続き旺盛。また、米国の財政赤字拡大に伴うドルの基軸通貨としての立ち位置を不安視する向きも代替需要として金価格上昇に寄与しているようだ。金先物のナイトセッションでは、利益確定売りで下げた場面ではすかさず押し目買いが入る展開となった。昨日のFOMCでゼロ金利政策と量的緩和政策が決定されたことも追い風となり、今日の金先物は堅調な相場となりそうだ。

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