味の素—急伸、通期業績見通し引き上げで見直しの動き強まる

味の素は急伸。前日に第1四半期決算を発表、事業利益は338億円で前年同期比22.5％増益となった。また、通期予想は従来の780億円から900億円、前期比9.3％減に上方修正している。北米での冷凍食品の販売が想定以上に好調なことが上振れ要因となっている。新型コロナの影響による外食用・業務用の需要減少の影響が懸念され、株価は低調な推移となっていたが、巣ごもり消費による家庭用の需要増効果は想定以上と見直しの動きにつながる。