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マザーズ指数は反落、米ハイテク株安引き継ぐ、IPOティアンドエス2.5倍で初値

 本日のマザーズ市場では、日経平均が400円を超える上昇となる一方、マザーズ指数は軟調な展開となった。日本の3連休中、米国市場では景気敏感株が買われたものの、ハイテク株は売り優勢となり、東京市場でもこうした流れを引き継いだ。ただ、朝方の売りが一巡すると押し目買いも入り、マザーズ指数はやや下げ渋った。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1660.78億円。騰落数は、値上がり193銘柄、値下がり125銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリやフリー、売買代金上位のPSSやモダリスが下落。前週末に決算発表したイグニスは売りがかさみ、GMOTECHはストップ安を付けて下落率トップとなった。一方、アンジェスは厚生労働省のワクチン整備事業に採択されて買い先行。業績上方修正を発表したミクシィは材料出尽くし感から売られる場面もあったが、終値ではプラスを確保した。その他では直近上場のサンアスタリスクなどが上昇し、NexToneは決算が好感されて急伸。また、リグアやMTG、リボミックはストップ高水準で取引を終えた。
 なお、ティアンドエスは上場2日目の本日、公開価格の約2.5倍となる初値を付けた。

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