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マザーズ指数は続落、ハイテク株に売り広がる、直近IPO銘柄などに買いも

本日のマザーズ市場では、朝方売りが広がり、マザーズ指数は節目の1000ptを割り込む場面があった。前日の米国市場ではハイテク株が相場全体の下げを主導し、本日の東京市場もこうした流れを引き継いだ。ただ、下値では押し目買いも入り、マザーズ指数はやや下げ渋った。前週のマザーズ指数上昇のけん引役となったハイテク株が値を崩したものの、直近IPO(新規株式公開)銘柄や好業績銘柄の一角には買いが入った。なお、マザーズ指数は続落、終値でも2%超の下落となったが、節目の1000pt台は維持した。売買代金は概算で2097.79億円。騰落数は、値上がり135銘柄、値下がり188銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ、フリー、ラクスなどが軟調。売買代金上位ではリボミックやVEGAが下落し、利益確定売りがかさんだサンアスタリスクやマクアケは下落率が2ケタに上った。好決算でも材料出尽くし感から売られる銘柄が相次ぎ、イノベーションが下落率トップ、Amaziaがストップ安となった。一方、直近IPO銘柄のモダリスが売買代金トップで急反発。同じく直近上場のティアンドエスはストップ高水準まで買われた。決算発表銘柄でもホープがストップ高を付け、リグアは連日のストップ高。時価総額上位では弁護士コムが小幅に上昇した。

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