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マザーズ先物見通し:反落、JMDCが下支えも高値警戒感が強い

本日のマザーズ先物は反落が予想される。13日の米国市場は、新規失業保険申請件数が予想以上に減少したものの、追加財政策への不透明感がくすぶりまちまちで寄り付いた。前日の上昇を受けた利益確定売りが目立ったほか、「上院採決を9月8日まで実施しない」とのマコーネル上院院内総務の発言が嫌気され、終日軟調推移となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落。本日のマザーズ先物は軟調な海外市場や重い値動きだったナイトセッションの流れを引き継ぎ反落が予想される。国内では本日より改正金融機能強化法が施行され、コロナの影響を受けた企業が金融機関から融資を得やすい環境となることが予想される。また、時価総額上位のJMDCが市場予想を上回る21年3月期通期予想を発表したことは、先物の下支え要因となろう。ただし、昨日は日足のボリンジャーバンドで+2σの1017.0ptで跳ね返されたことから、高値警戒感が強く一段の上値追いは注意が必要な位置となりそうだ。上値のメドは1017.0pt、下値のメドは995.0ptとする。

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