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マザーズ先物見通し:続伸、海外クラウド企業の好決算に関連に期待

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。26日の米国市場はダウが83.48ドル高の28331.92ドル、ナスダックは198.588ポイント高の11665.060ポイントとなった。利益確定の売りでダウは下落して寄り付いたものの、全米で新型コロナウイルス感染件数が安定していることやワクチン開発でさらに前進した報道が好感され上昇に転じた。ハイテクセクターに幅広く買いが広がったほか、明日予定されているパウエル議長の講演で、追加緩和が示唆されるとの期待から、引けにかけて上昇幅を拡大した。S&P500とナスダックは共に過去最高値を更新した。本日のマザーズ先物は好調な米国市場と堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ続伸が予想される。国内では新型コロナ対策である雇用調整助成金が延長されると日本経済新聞が報じており、このニュースは企業や投資家のセンチメントの改善に寄与し相場の下支え要因となろう。また、中国最大のクラウドプロバイダーであるAlibaba Cloudの20年第2四半期業績で売上高が前年同期比34%増となったとデータセンターカフェが報じている。このことは、時価総額上位のフリーなどクラウド関連銘柄には追い風となり、先物をけん引することが期待される。ただし、マザーズ先物の需給に影響する、時価総額上位の銘柄を売り、直近IPO銘柄を買う流れには注意したい。本日の上値のメドは1167.0pt、下値のメドは1096.0ptとする

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