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9月8日のNY為替概況

 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円28銭から105円86銭まで下落して引けた。

トランプ大統領は中国との経済関係を制限する意向だと強硬姿勢を強調し米中対立懸念が強まったほか、米国の追加財政策を巡る不透明感にリスク回避の円買いや米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。

  
ユーロ・ドルは、1.1806ドルから1.1766ドルまで下落して引けた。
ドイツのシュルツ財務相は新型コロナウイルスパンデミック対策で2021年予算で少なくとも追加で800億ユーロを費やす意向だと報じられ下げ止まった。

  

ユーロ・円は、125円39銭から124円70銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。

  

ポンド・ドルは、1.3057ドルから1.2986ドルまで下落した。英国の離脱を巡る欧州連合(EU)との交渉が難航し、合意ない離脱の可能性から英中銀が追加緩和に踏み切るとの見方も強まりポンド売りに拍車がかかった。

  

ドル・スイスは、0.9193フランから0.9156フランまで下落した。

  

[経済指標]

・米・7月消費者信用残高:+122.5億ドル(予想:+130億ドル、6月:+113.94億ドル←+89.48億ドル)

 

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