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NY債券:米長期債相場はやや強含み、米中関係の悪化が警戒される

11日の米国長期債相場はやや強含み。この日発表された8月消費者物価コア指数は、前年比+1.7%と市場予想の同比+1.6%を上回ったものの、中国政府は米外交官に対する報復措置を通告したことから、安全逃避的な債券買いが優勢となった。米国株式の下落を意識した買いが入ったことで長期債利回りは一時0.663%近辺まで低下したが、米国株式の下げは一服したことから、長期債利回りの下げ幅はやや縮小した。

イールドカーブはもみ合い。2年−10年は+54.00bp近辺、2年−30年は+128.70bp近辺で引けた。2年債利回りは0.13%(前日比:-1bp)、10年債利回りは0.67%(同比:-1bp)、20年債利回りは、1.20%(前日比:-1bp)、30年債利回りは1.41%(同比:-1bp)で取引を終えた。

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