16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり61銘柄、値下がり155銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は小幅反発。32.56円高の23487.45円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。
15日の米株式市場でNYダウは小幅に3日続伸し、2ドル高となった。中国の8月小売売上高が予想以上に回復したほか、9月ニューヨーク連銀製造業景況指数も大幅に上昇し、世界経済の順調な回復を好感した買いが先行。しかし、翌日に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、引けにかけて買い持ち高をいったん手仕舞う動きが広がった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は1.2%の上昇。ドル・円相場はFOMC結果を織り込むドル売りで1ドル=105円台前半まで下落した。本日の日経平均は米株式市場の流れを引き継いで29円安からスタートすると、朝方は前日終値を挟みもみ合う展開となった。ただ、前場中ごろを過ぎるとNYダウ先物が時間外取引で持ち直すとともに日経平均もやや強含んだ。
セクターでは、情報・通信業、食料品、医薬品などが上昇率上位。半面、海運業、ゴム製品、鉱業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の64%、対して値下がり銘柄は31%となっている。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約57円押し上げた。同2位はエムスリーとなり、KDDI、第一三共、東エレク、アドバンテスなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約22円押し下げた。同2位はダイキンとなり、京セラ、ホンダ、TDK、中外製薬、テルモなどがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 23487.45(+32.56)
値上がり銘柄数 61(寄与度+166.24)
値下がり銘柄数 155(寄与度-133.68)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6670 263 +56.64
エムスリー 6400 290 +24.98
KDDI 2869 64 +13.78
第一三共 10095 290 +10.41
東エレク 26100 260 +9.33
アドバンテ 5190 120 +8.61
キッコーマン 5780 110 +3.95
エーザイ 9416 90 +3.23
資生堂 6176 86 +3.09
ソニー 8142 84 +3.02
デンソー 4638 83 +2.98
味の素 2056 73 +2.62
アサヒ 3849 70 +2.51
トレンド 6310 70 +2.51
武田 3939 61 +2.19
協和キリン 2906 58 +2.08
オリンパス 2170.5 13 +1.87
サイバー 5790 190 +1.36
花王 8145 33 +1.18
日清粉G 1709 30 +1.08
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 65290 -620 -22.25
ダイキン 19440 -200 -7.18
京セラ 6177 -70 -5.03
ホンダ 2631.5 -68 -4.88
TDK 11660 -130 -4.67
中外薬 4730 -38 -4.09
テルモ 4290 -28 -4.02
日東電 6570 -110 -3.95
リクルートHD 4296 -32 -3.45
ファナック 20860 -95 -3.41
セコム 9772 -94 -3.37
NTTデータ 1243 -17 -3.05
スズキ 4340 -72 -2.58
エプソン 1285 -34 -2.44
ブリヂストン 3444 -66 -2.37
電通G 3170 -65 -2.33
大塚HD 4457 -62 -2.23
信越化 14140 -60 -2.15
大和ハウス 2902.5 -58.5 -2.10
ファミマ 2332 -13 -1.87