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9月21日のNY為替概況

 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円05銭まで下落した後、104円86銭まで上昇して引けた。

予想を下回った8月シカゴ連銀全米活動指数を受けたドル売りが優勢となったのち、対欧州通貨での動きに連れたドル買いが強まった。

  
ユーロ・ドルは、1.1796ドルから1.1732ドルまで下落して引けた。欧州域内で新型コロナウイルス第2波への懸念を受け規制強化の思惑から見通しが悪化、さらに、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁によるユーロ高是正発言も加わり追加緩和観測にユ—ロ売りに拍車がかかった。

  
ユーロ・円は、122円52銭まで下落後、123円41銭へ上昇。

  
ポンド・ドルは、1.2872ドルから1.2776ドルまで下落した。英国内での新型コロナウイルス感染拡大でジョンソン首相が経済封鎖の可能性を警告、英国の無秩序な欧州連合(EU)離脱への懸念、英中銀がマイナス金利を導入するとの思惑にポンド売りが継続した。
  
ドル・スイスは0.9123フランから0.9171フランまで上昇。

  
  

[経済指標]

・米・8月シカゴ連銀全米活動指数:0.79(予想:1.19、7月:2.54←1.18)

 

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