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マザーズ指数は反落、一時は年初来高値更新 値上がり率トップはオンコセラピーサイエンス

 本日のマザーズ指数は、米国市場が軟調に推移したことやマザーズ先物のナイトセッションが小安く取引を終了した流れを引き継ぎ反落でスタートした。寄り付き後は、本日の日本経済新聞が、「政府がマイナンバーと銀行口座を連動させる方針」と報じたことで、時価総額上位のフリーなどデジタル化関連銘柄が上昇し相場をけん引した。マザーズ指数は、一時は1220.12ptまで上げ幅を拡大し、年初来高値を更新する場面があった。しかし、後場に入り時間外取引の米ダウ先物が120ドル急落したことがきっかけで個人投資家のリスクセンチメントが悪化、時価総額上位のJMDCやマネーフォワードなどが値を消し、マザーズ指数は急落して取引を終了した。IPO銘柄への物色意欲が高いことも時価総額上位銘柄の重しとなったようだ。マザーズ指数は反落、売買代金は概算で2786.59億円。騰落数は、値上がり48銘柄、値下がり268銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、政府がマイナンバーと銀行口座を連動させる方針を明らかしたとの日本経済新聞の報道でフリーが4%を超える上昇となり、創業者の中村氏がノーベル賞候補との思惑でOTSが32%を超える上昇となった。そのほか、アクアライン、ログリー、ピースリーが高い。一方、昨日に日々公表銘柄に指定されたMマートは需給悪化懸念で11%を超える下げとなり、フリーがIDやパスワードの保存を必要としない銀行との連携機能を開始したことでの思惑からHENNGEが4%を超える下げとなった。そのほか、メルカリ、マクアケ、モダリスが安い。

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