2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり111銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は小幅反発。34.50円高の23219.62円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。
1日の東京株式市場は、東京証券取引所のシステム障害により終日売買停止。その晩、米株式市場でNYダウは小幅に続伸し、35ドル高となった。ムニューシン米財務長官と民主党のペロシ下院議長による追加経済対策を巡る協議で「主要項目を巡ってまだ隔たりがある」などと伝わり、今後の行方を見極めたいとのムードが強まった。ただ、主要ハイテク株を中心に買いが入り、ナスダック総合指数は1.4%の上昇。取引再開された本日の日経平均は、米国株が2日続けて上昇した流れを引き継ぎ109円高からスタートすると、朝方には23365.58円(180.46円高)まで上昇する場面があった。ただ、その後は時間外取引のNYダウ先物がやや軟調推移していることから伸び悩む展開となった。
セクターでは、海運業、銀行業、不動産業などが上昇率上位。半面、医薬品、電気・ガス業、陸運業などが下落率上位だった。
値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約34円押し上げた。同2位はファーストリテとなり、東エレク、オリンパス、ファナック、KDDIなどがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはダイキンとなり1銘柄で日経平均を約16円押し下げた。同2位は第一三共となり、中外製薬、リクルートHD、エムスリー、塩野義薬などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 23219.62(+34.50)
値上がり銘柄数 108(寄与度+182.07)
値下がり銘柄数 111(寄与度-147.38)
変わらず銘柄数 6
構成銘柄から日本化薬が除外された一方、ソフトバンクが採用された影響で、寄与度
の合計と日経平均株価の前日比下落幅は一致しません。
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 6628 159 +34.23
ファーストリテ 66650 790 +28.35
東エレク 27840 510 +18.30
オリンパス 2267.5 85.5 +12.27
ファナック 20345 225 +8.07
KDDI 2692 36 +7.75
資生堂 6244 209 +7.50
ホンダ 2526 52.5 +3.77
NTTデータ 1362 20 +3.59
大和ハウス 2797.5 100 +3.59
デンソー 4688 91 +3.27
TDK 11500 90 +3.23
アドバンテ 5130 40 +2.87
太陽誘電 3355 65 +2.33
楽天 1189 57 +2.05
丸井G 2061 50 +1.79
ヤマハ 5070 50 +1.79
ヤマハ発 1566 44 +1.58
ミツコシイセタン 599 43 +1.54
三井不 1869 42.5 +1.52
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 18865 -435 -15.61
第一三共 3114 -115 -12.38
中外薬 4600 -115 -12.38
リクルートHD 4077 -83 -8.93
エムスリー 6410 -90 -7.75
塩野義 5453 -176 -6.32
アステラス薬 1539 -28 -5.02
ソニー 7910 -122 -4.38
京セラ 5938 -59 -4.23
テルモ 4152 -28 -4.02
セコム 9498 -108 -3.88
ファミマ 2344 -26 -3.73
オムロン 8080 -100 -3.59
信越化 13590 -95 -3.41
バンナムHD 7596 -93 -3.34
協和キリン 2896 -90 -3.23
大塚HD 4365 -83 -2.98
武田 3666 -78 -2.80
ヤマトHD 2683 -78 -2.80
日本ハム 4580 -110 -1.97