2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり58銘柄、値下がり162銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は続落。1日の米国市場ではハイテク株などが買われ、NYダウは35ドル高と小幅に続伸した。米国株が2日続けて上昇した流れを引き継ぎ、システム障害解消で取引再開された2日の日経平均は109円高からスタートすると、朝方には23365.58円(前日比180.46円高)まで上昇する場面があった。ただ、米国の追加経済対策を巡る協議への楽観ムードが後退するとともに伸び悩み、後場に入るとトランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことも明らかとなって、米株価指数先物の急落とともに値を崩した。
大引けの日経平均は前日比155.22円安の23029.90円となった(なお、9月30日終値が前日終値として認定されている)。東証1部の売買高は14億8464万株、売買代金は2兆8642億円だった。業種別では、医薬品、鉱業、電気・ガス業が下落率上位だった。一方、銀行業、不動産業、情報・通信業が上昇率上位だった。
値下がり寄与トップはダイキン、第一三共となり2銘柄で日経平均を約36円押し下げた。そのほか、中外製薬、リクルートHD、エムスリー、ソニーなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテとなり1銘柄で日経平均を約23円押し上げた。同2位はソフトバンクGとなり、オリンパス、東エレク、ファナック、KDDIなどがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 23029.90(-155.22)
値上がり銘柄数 58(寄与度+93.94)
値下がり銘柄数 162(寄与度-248.97)
変わらず銘柄数 5
構成銘柄から日本化薬が除外された一方、ソフトバンクが採用された影響で、寄与度の合計と日経平均株価の前日比下落幅は一致しません。
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 66500 640 +22.96
ソフトバンクG 6523 54 +11.63
オリンパス 2254 72 +10.33
東エレク 27565 235 +8.43
ファナック 20290 170 +6.10
KDDI 2677 21 +4.52
資生堂 6158 123 +4.41
太陽誘電 3375 85 +3.05
大和ハウス 2777 79.5 +2.85
デンソー 4671 74 +2.66
ホンダ 2497 23.5 +1.69
楽天 1176 44 +1.58
TDK 11440 30 +1.08
コマツ 2339.5 29.5 +1.06
丸井G 2040 29 +1.04
オークマ 5050 135 +0.97
三井不 1851 24.5 +0.88
7&iHD 3274 24 +0.86
ミツコシイセタン 579 23 +0.83
ヤマハ発 1543 21 +0.75
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ダイキン 18805 -495 -17.76
第一三共 3064 -165 -17.76
中外薬 4577 -138 -14.85
リクルートHD 4044 -116 -12.49
エムスリー 6370 -130 -11.19
ソニー 7753 -279 -10.01
アステラス薬 1513.5 -53.5 -9.60
京セラ 5881 -116 -8.32
塩野義 5416 -213 -7.64
セコム 9410 -196 -7.03
信越化 13490 -195 -7.00
テルモ 4136 -44 -6.32
大塚HD 4285 -163 -5.85
オムロン 8020 -160 -5.74
ファミマ 2334 -36 -5.17
武田 3621 -123 -4.41
キッコーマン 5700 -120 -4.31
協和キリン 2867 -119 -4.27
花王 7777 -110 -3.95
ヤマトHD 2666 -95 -3.41