マネーボイス メニュー

マザーズ先物見通し:反発、米大統領回復で先行き不透明感和らぐ

本日のマザーズ先物は反発が予想される。2日の米国市場は、トランプ大統領の新型コロナ感染で政局不安が広がったほか、9月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したことが嫌気され寄り付から大きく下落した。ムニューシン財務長官は、検査で陰性が明らかになりペロシ民主党下院議長との追加経済救済策の交渉を継続。下院議長が何らかの支援での合意を示唆すると下げ幅を縮小したが、相場を押し上げるには至らなかった。本日のマザーズ先物は米国市場が下げ幅を縮小したことや、上昇したナイトセッションの流れを引き継ぎ反発が予想される。また、日本時間5日午前6時にトランプ大統領が支持者の前に姿を現す健康不安を払拭するパフォーマンスをしたことで、先行き不透明感が和らぐことが期待される。国内ではデジタル庁に関する意見公募を行う方針がNHKより報じられており、今後は、具体的な意見が集まるとの見方が高まり、AIinsideなどデジタル行政関連銘柄が相場を下支えする予想される。そのほか、ゆうちょ銀行から個人情報が盗み取られた事件やドコモ口座不正引き出しの被害のニュースが伝えられており、セキュリティ関連の銘柄が注目されることが見込まれている。本日の上値のメドは1220.0pt、下値のメドは1178.0ptとする。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。