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10月5日のNY為替概況

 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円54銭から105円79銭まで上昇して引けた。

トランプ大統領が早くて本日中にも退院する可能性が報じられ政局不安が後退したほか、引き続き追加財政策への期待に米債利回り上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1757ドルから1.1798ドルまで上昇。ユーロ圏8月小売売上高が予想以上に改善したため域内見通しの改善を受けたユーロ買いが継続。

ユーロ・円は124円13銭から124円71銭まで上昇した。政局不安の後退や米追加経済救済策への期待にリスク選好の円売りが優勢となった。
  

ポンド・ドルは1.2948ドルから1.2991ドルまで上昇。英国と欧州連合(EU)の通商協議の合意期待、英9月サービス業PMI改定値の予想外の上方修正を好感したポンド買いが継続。
  
ドル・スイスは0.9166フランから0.9145フランまで下落した。

  

[経済指標]
・米・9月サービス業PMI改定値:54.6(予想:54.6、速報値:54.6)
・米・9月総合PMI改定値:54.3(速報値:54.4)
・米・9月ISM非製造業景況指数:57.8(予想:56.2、8月:56.9)

 

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