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マザーズ指数は続伸で連日の年初来高値、IPOタスキは初値7.6倍

本日のマザーズ市場では、直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心に利益確定の売りが出る一方、IT関連株などに買いが入った。マザーズ指数は寄り付き直後にこの日の高値を付けると、朝方一転してマイナスに転じる場面もあったが、その後はしっかりした値動きだった。日米株高を受けてマザーズ市場でも投資家心理が上向いたとみられる。なお、マザーズ指数は続伸、連日で年初来高値を更新した。2018年2月以来の高値水準となる。売買代金は概算で2475.31億円。騰落数は、値上がり218銘柄、値下がり101銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、時価総額上位のBASEが5%を超える上昇となり、連日で上場来高値を更新した。社会のデジタル化進展による追い風期待が一段と高まったようだ。売買代金上位では日本情報Cやギフティが上昇し、直近上場のアクシスは大幅続伸。クラウドPOSレジの登録店舗数増加が好感されたスマレジも急伸した。また、アーキテクツSJはストップ高水準で取引を終えた。一方、直近IPO銘柄でもヘッドウォーターは買い一巡後売りに押され、rakumoやIne、トヨクモは急落。時価総額上位ではフリーなどが軟調で、下落率上位にはOTSや前述の直近IPO銘柄が顔を出した。
なお、上場3日目のタスキは公開価格の約7.6倍となる初値を付けた。その後も買いを集め、ストップ高水準で本日の取引を終えている。

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