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10月15日のNY為替概況

 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円18銭へ弱含んだのち105円49銭まで上昇して引けた。

米先週分新規失業保険申請件数が予想外に増加したことを嫌気しドル売りが優勢となった。その後、追加経済対策を巡りトランプ大統領が1.8兆ドル規模から引き上げる意向を示し選挙前の合意の可能性を示唆したため景気見通しが改善、米債利回りも上昇に転じドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは1.1712ドルから1.1689ドルまで下落して引けた。

欧州での新型コロナウイルス感染拡大でドイツ、フランス、英国などが夜間外出禁止令などを発令し見通しが悪化、金利先安感にユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は123円02銭まで下落後、123円42銭まで上昇。

  

ポンド・ドルは1.2960ドルから1.2891ドルまで下落。英国が欧州連合(EU)との通商交渉を打ち切るリスクが拭いきれず警戒感からポンド売りが優勢となった。

  
ドル・スイスは0.9136フランから0.9155フランまで上昇した。
    
 

[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:89.8万件(予想:82.5万件、前回:84.5万件←84.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:1001.8万人(予想:1055.0万人、前回:1118.3万人←1097.6万人)
・米・10月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:32.3(予想:14.8、9月:15.0)
・米・9月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、8月:+1.0%←+0.9%)
・米・9月輸入物価指数:前年比−1.1%(予想:-1.2%、8月:-1.4%)
・米・10月NY連銀製造業景気指数:10.5(予想:14.0、9月:17.0)
 

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